英語の入試問題ではリスニングと英作文の配点が高く、リスニングが18点(50点満点中36%)英作文が12点(同24%)で2つを合わせると30点(同60%)にもなります。
特に気をつけたいところですね。
試験時間についても注意が必要です。
リスニングだけでだいたい15分かかりますから、その他のいわゆる筆記の部分は持ち時間が30分ほどになってしまいます。
時間内に仕上げられるよう充分な練習と注意が望まれます。
大問1=リスニング

(1)(2点)絵や表を見て答える問題(2問、各1点)

(2)(3点)は短い対話を聞いてその内容に関する質問に答える問題(3問、各1点)

(3)(5点)は比較的長いスピーチを聞いて、その内容に合う日本語や数字を答える問題(5問、各1点)

(4)(6点)比較的長い対話を聞いて、その内容に関する質問に答える問題(3問、各2点)

(5)(2点)短い英文の書き取り問題。「a」「of」に要注意。
書き取りでは三単現のs、複数のs、所有を表すs、冠詞、前置詞など聞き取りにくい部分に注意しましょう。
たとえはっきり聞こえなくても、文法的に判断して正しい英文を完成させましょう。
大問2=対話文

(1)①(1点)直前の対話の中で、LucyがAkiraの家に滞在している理由を説明しています。
Sakiはそのことを「わかった」と答えています。
②(1点)直後のLucyの対話の中にRioが次の日曜日にコンサートで英語の歌を歌う予定とあります。

(2)(2点)直前のLucyの対話内容に注目。
Lucyが7ヶ月前にAkiraの家に来てから、RioはLucyと一緒に英語の歌を歌ってきたこと。

(3)(2点)
ア.Lucyに尋ねたのはSakiです。
イ.9年前にAkiraがLucyに電話をかけたとは書かれていません。
ウ.ホールで歌うのはRioとRioのお母さんです。
大問3=英作文
英作文は簡単な英語でいいので、文法的なミスが無いように気をつけましょう。

(1)(各2点)目の前の相手に話しかける時の表現です。
4語以上の条件にも注意です。
①行こうとしている場所を尋ねるのだからwhereを使う文が書きやすいでしょう。
Where will you go?
Where are you going?
②「着く」は「get to」か「arrive at」、「早く」は「early」か「soon」、「電車を使うと」は「by train」でいいでしょう。
Can you get to Ise earlier by train.
Can you arrive at Ise soon by train.
③「楽しむ」は「enjoy」か「have a good time」でいいでしょう。
Please enjoy your trip in Mie.
I hope you’ll have a nice trip in Mie.

(2)(各2点)今年度からこの3問が難しくなりました。
大勢の前でスピーチをする状況です。5語以上の条件に注意しましょう。
①「最も」ですから最上級を使いましょう。「町内」は「in my town」でも「in our town」でもいいでしょう。
The oldest building in my town is this library.
This library is the oldest building in my town.
②「以上」は「more than」、「建てられた」は受動態「was built」を使いましょう。
It was built more than ninety years ago.
③「人気のある」は「popular」、関係代名詞か後置修飾を使うといいでしょう。
A popular writer who was born in my town will come here tomorrow.
A popular writer born in my town will come here tomorrow.
大問4=長文読解


(2点)ア.は挨拶の言葉なので適しません。
また、(①)のあとに否定的なことは書かれていないので、ウ.とエ.の否定的な選択肢は適しません。

(2点)1行前の文”Shall we go there to watch them?”に着目します。

(各1点)
・毎週木曜日にshurei川を掃除したこと。
・「shurei川をきれいにしましょう。」というメッセージを書いた看板を作ったこと。

(2点)1行前の文”I’m going to return to India next month to study at college.”に着目します。
Ajayが大学で英語を勉強するために来月インドに戻ること。

(各2点)
コメントを残す