失敗しないマークシートの記入法

私立高校の入試はどこもマークシート形式で行われていますが、マークシートには独特の要領や注意事項があリます。模試の採点処理をしていても毎年同じようなミスが見受けられます。
よくあるミスと注意事項を4つにまとめましたので、これからの試験で参考にしてください。

1.マークシートはきれいに塗り、きれいに消す

まず1つ目の注意事項は、何と言ってもマークの枠からはみ出さずに枠内をきれいに塗ることと、それと同時にきれいに消すこです。マークシートは機械が読み取るので、人間が採点する場合のように見た目で配慮されることはありません。読み取ったデータは良くも悪くもそのまま処理されてしまいます。
機械が相手であることを強く意識して、正しくマークすることをくれぐれも心がけてほしいと思います。

機械は消し残しも読み取ってしまう
マークシートを読み取る機械の精度はかなり高いです。自分は消したつもりでいても、機械がマークしたと認識して読み取ってしまうことがあります。その場合、正しいマークと消し残りの部分と2か所マークしたと判断されるので、いわゆる「ダブルマーク」の誤答になリます。マークするときと同じか、それ以上に注意してきれいに消してください。

筆記用具は鉛筆、プラスチック消しゴムがよい
マークシート用の筆記用具としては、BもしくはHBの鉛筆とプラスチック消しゴムをお薦めします。マークの色が薄いと認識されないことがありますし、逆にあまり黒く塗ってしまうと、消す時に手間がかかったり周囲がきたなくなることがあります。消し残りも出やすくなリます。
シャーペンは塗ったところが凹みやすいので、できるだけ使わないようにしましょう。どうしてもシャーペンを使う場合は、芯を「B」にして、軽い目にマークするように気をつけてください。

2.ある程度まとめてマークする

問題を解く度に1問ずつマークすると考えが途切れがちですし、時間のロスにもつながります。1問ずつマークすることは避けましょう。

最後にまとめてマークするとミスしやすい
問題をすべて解き終わってからマークするやり方では、速く解き終われればいいですが、へたをすると試験終了間際に慌ててマークすることになってしまいます。最悪の場合、時間切れで最後までマークできないことになりかねません。実際に半分くらいしかマークできなかった事例もあリます。
試験の最後にまとめてマークすることは絶対に避けましょう。

ある程度まとめてマークするのがよい
何問かずつある程度まとめてマークすると効率よくマークすることができます。ただ、どの程度でまとめるのが良いかはケースバイケースです。基本は問題の区切りごとですが、その時々の都合で判断してください。

3.分数に注意する

数学のマークシートだけ他の4教科と異なるので注意が必要です。

数学は直接数字をマークする
数学ではほとんどの部分で、選択肢の番号ではなく数字を直接マークする形式になります。1つの記入欄には1つのマークが基本ですが、あわてて2桁、3桁の数字を一つの記入欄にマークするミスを起こしやすいです。

分数は分子→分母の順に注意する
分数のマークでもミスが多いので、十分な注意が必要です。読むときは「2分の1」でも、マークする時は「1」→「2」と分子が先で分母があとになリます。
よくわかっていても、問題を解くことに集中していたり、時間がなくて慌てると間違えてしまいます。

4.記入欄を間違わないように気を付ける

実は単純にマークする欄がずれていたり、個数を間違えるミスも多いのです。

マークの個数を間違わないように
マークは1つの欄に1個が原則ですが、複数個マークするよう指示がある場合があります。いわゆる「複数解答」の設問ですが、「2つ選べ」とあれば2個、「3つ選べ」とあれば確実に3個マークしなければ正答になりません。注意しましょう。

わからない問題があると記入欄を間違いやすい
問題がわからない場合、その問題の記入欄は当然空欄になるのですが、これもうっかりしていて次の問題のマークを記入してしまうミスがあリます。
これを防ぐには該当欄の余白部分に「?」か「✓」を書いておくといいと思います。そして、一通り最後まで解き終わったら、その問題に戻って再度考え直します。ぜひ試してみてください。

受験番号のマークもミスが多い
受験番号の記入についても、以下のようなミスがよくあります。

・記入欄の数字だけ書いてマークを塗り忘れる
・桁がずれて1つの欄に2か所マークしてある
・違う数字をマークしたため、架空の受験番号になる
・同様にして他人の受験番号と重なってしまう

このような受験番号のミスはいずれも機械が止まったり、あとの処理でかならずエラーになリます。そのために不合格になることはないでしょうが、担当の方にたいへん迷惑をかけることになります。テストの最初に、まず受験番号の欄を落ち着いて、きちんとマークしましょう。

5.まとめ

いろいろな場面でマークシート独特のミスがあり得ます。理屈はわかっていても、時間に追われるとつい慌ててミスをすることがあります。時間配分によく気をつけて、慌てないようにきれいにマークしましょう。消す場合も落ち着いて、きれいに消すことが大切です。

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